臭い玉ができない人の特徴とは?できにくくするためのヒント

まわりには臭い玉に悩んでいる人がいるのに、自分は一度も見たことがない。あるいは逆に、自分ばかり臭い玉ができて、あの人はどうしてできないんだろうと不思議に思う。臭い玉ができる人とできない人には、いったいどんなちがいがあるのでしょうか。私自身、臭い玉に悩んでいたとき、まったくできないという人がいることを知って、その差はどこにあるのだろうと気になった経験があります。
この記事では、臭い玉ができにくい人の特徴と、その特徴から見えてくる、臭い玉をためこみにくくするヒントを、できるだけ分かりやすくまとめていきます。臭い玉そのものの正体や基本的な対処については、臭い玉(膿栓)はなぜできる?正体と安全な取り方にまとめていますので、あわせて読んでみてください。
はじめにお伝えしておきますと、私は歯科や医療の専門家ではありません。同じ悩みに向き合ってきたひとりとして、調べたことと自分の経験を正直に共有します。臭い玉が繰り返す、気になる状態が続くときは、耳鼻咽喉科で相談してください。口臭については、公的な情報として日本歯科医師会の相談ページ(日本歯科医師会 お口のなんでも相談「口臭」)も参考になります。
そもそも臭い玉ができる仕組み
臭い玉は、喉の奥にある扁桃という組織のくぼみに、細菌の死骸や食べかす、免疫細胞の残りなどがたまってできる白い塊です。つまり、扁桃のくぼみに汚れがたまりやすいかどうかが、臭い玉のできやすさに関わってきます。できにくい人は、この汚れがたまりにくい条件を、体質や習慣として持っていることが多いのです。
臭い玉ができにくい人の特徴
臭い玉ができにくい人には、いくつかの共通した特徴があります。自分と比べてみると、どこを見直せばよいかが見えてきます。
扁桃のくぼみが浅い
扁桃の表面のくぼみが浅かったり、少なかったりする人は、そこに汚れがたまりにくいため、臭い玉ができにくい傾向があります。これは体質的な部分が大きく、自分で変えることは難しいところです。くぼみが深い人は臭い玉ができやすいですが、それはあなたのせいではありません。
鼻呼吸ができていて口が乾きにくい
ふだんから鼻で呼吸できていて、口の中が乾きにくい人は、臭い玉ができにくい傾向があります。口の中が潤っていると、唾液が汚れを洗い流し、細菌の増えすぎも抑えられるためです。反対に、口呼吸で口が乾きやすい人は、臭い玉ができやすくなります。
唾液がしっかり出ている
唾液がしっかり出ている人は、口や喉の汚れが洗い流されやすく、臭い玉のもとがたまりにくくなります。よく噛んで食べる習慣がある人や、口の乾きに悩んでいない人は、この点で有利です。
口の中を清潔に保っている
歯みがきやうがい、舌のケアなどで口の中を清潔に保っている人は、臭い玉の材料になる汚れがたまりにくくなります。日々のケアの積み重ねが、ここにあらわれます。
できやすい自分と、できない人を比べて
私は臭い玉ができやすいタイプで、まったくできないという知人がうらやましく感じたことがありました。自分と比べてみると、その知人は鼻呼吸が自然にできていて、口が乾いている様子もなく、よく噛んでゆっくり食べる人でした。一方の私は、鼻が詰まりやすく口呼吸になりがちで、早食い気味でした。この差を知って、体質は変えられなくても、習慣なら少しずつ近づけられるかもしれないと思い、できることから見直していきました。
できにくい人に近づくためにできること
扁桃のくぼみの形など、体質的な部分は変えられません。でも、できにくい人の特徴のうち、習慣に関わる部分は、自分でも近づけていくことができます。
鼻呼吸を意識して口の乾燥を防ぐ
口呼吸を減らして鼻で呼吸することを意識すると、口の乾燥を防げます。気づくと口が開いている人は、気づくと口が開いている。口呼吸の原因と鼻呼吸に変えるためにしたこともあわせて読んでみてください。
唾液を出す習慣をつける
よく噛んで食べる、こまめに水分をとる、といった習慣で、唾液が出やすくなります。口や喉の汚れが洗い流されやすくなり、臭い玉がたまりにくくなります。
うがいと口の中のケアを続ける
外出から帰ったときや寝る前のうがい、毎日の歯みがきや舌のケアで、口の中を清潔に保つことも大切です。臭い玉の除去グッズが気になる人は、臭い玉の除去グッズと自分でできる出し方。安全に使うための選び方もあわせて読んでみてください。
臭い玉ができにくい生活のヒント
体質は変えられなくても、臭い玉ができにくい人に少しでも近づくために、毎日の生活のなかでできることがあります。無理なく続けられるヒントを紹介します。
まず、口の中と喉が乾かないようにすることが大切です。こまめに水を飲んで潤いを保ち、乾燥する季節は部屋を加湿しましょう。次に、よく噛んで食べることで唾液をしっかり出すことも役立ちます。唾液が口や喉の汚れを洗い流してくれます。さらに、外出から帰ったときや寝る前のうがいを習慣にすると、喉の汚れを流して臭い玉のもとをためこみにくくできます。歯みがきや舌のケアで口の中を清潔に保つことも忘れないでください。どれもむずかしいことではなく、日々の生活に小さく組み込めるものばかりです。私は、こまめなうがいと水分補給を続けるようにしてから、臭い玉に悩まされる回数が確かに減りました。できることから少しずつ、無理なく取り入れてみてください。
よくある質問
臭い玉ができない人はどんな人ですか
扁桃のくぼみが浅い、鼻呼吸ができていて口が乾きにくい、唾液がしっかり出ている、口の中を清潔に保っている、といった特徴がある人は、臭い玉ができにくい傾向があります。
臭い玉ができるのは不衛生だからですか
いいえ。扁桃のくぼみの形など体質的な要因も大きいので、あなたが不衛生だからできるわけではありません。ただ、口の中を清潔に保つことは、ためこみにくくする助けになります。
体質は変えられますか
扁桃のくぼみの形などは変えられませんが、鼻呼吸や唾液を出す習慣、口の中のケアなど、習慣に関わる部分は近づけていけます。
臭い玉が繰り返すときはどうすればいいですか
何度も繰り返す、気になる状態が続くときは、耳鼻咽喉科で相談してください。専用の器具で洗い流したり吸引したりしてもらえます。
まとめ
臭い玉ができにくい人には、扁桃のくぼみが浅い、鼻呼吸ができていて口が乾きにくい、唾液がしっかり出ている、口の中を清潔に保っている、といった特徴があります。体質的な部分は変えられませんが、鼻呼吸を意識する、唾液を出す習慣をつける、うがいや口のケアを続けるといった習慣は、自分でも近づけていけます。臭い玉ができやすくても、それはあなたのせいではありません。繰り返すときは、ひとりで抱え込まず耳鼻咽喉科に相談してください。できない人をうらやましく思っていた過去の自分に伝えたいのは、体質は変えられなくても、習慣で近づけるよ、ということです。あせらず、できることから続けていきましょう。


