風邪のあとに臭い玉が増えるのはなぜ?原因と対処、増やさないケア

風邪のあとに臭い玉が増えるのはなぜ?原因と対処、増やさないケア

風邪をひいたあと、喉から白い塊が出てくるようになった。ふだんはそれほどでもないのに、体調を崩したあとに臭い玉が増えた気がする。風邪と臭い玉に、なにか関係があるのだろうか。そんなふうに感じたことはありませんか。私自身、風邪をひいたあとに、いつもより臭い玉が出てくるようになって、不安になった経験があります。

風邪のあとに臭い玉が増えるのには、ちゃんとした理由があります。この記事では、風邪のあとに臭い玉が増えやすくなる原因と、そのときの対処、増やさないためのケアを、同じ目線でまとめていきます。臭い玉そのものの正体や基本的な対処については、臭い玉(膿栓)はなぜできる?正体と安全な取り方にまとめているので、あわせて読んでみてください。

はじめにお伝えしておくと、私は歯科や医療の専門家ではありません。同じ悩みに向き合ってきたひとりとして、調べたことと自分の経験を正直に共有します。無理な除去は喉を傷つけることがあるので、心配なときは耳鼻咽喉科で相談してください。口臭については、日本歯科医師会の相談ページ(日本歯科医師会 お口のなんでも相談「口臭」)も参考になります。

風邪のあとに臭い玉が増えるのはなぜか

臭い玉は、喉の奥にある扁桃という組織のくぼみに、細菌の死骸や食べかす、それと戦った免疫細胞の残りなどがたまってできる白い塊です。風邪をひくと、扁桃はウイルスや細菌と戦うために活発に働きます。その戦いのあとには、菌の死骸や免疫細胞の残りが多く出るため、臭い玉の材料が増えやすくなります。これが、風邪のあとに臭い玉が増えたと感じる大きな理由です。体がしっかり戦った証、とも言えます。

風邪のあとに増えやすい、いくつかの理由

扁桃の活動のほかにも、風邪のあとに臭い玉が増えやすくなる要因があります。

鼻水が喉に流れる(後鼻漏)

風邪のときや治りかけには、鼻水が喉の奥に流れ落ちることがあります。これは後鼻漏と呼ばれ、喉に流れた分泌物が扁桃のくぼみにたまって、臭い玉の材料になることがあります。

口呼吸による乾燥

鼻が詰まっていると、口で呼吸するしかなくなり、喉や口の中が乾きやすくなります。乾燥すると細菌が増えやすく、臭い玉もできやすくなります。気づくと口が開いている人は、気づくと口が開いている。口呼吸の原因と鼻呼吸に変えるためにしたこともあわせて読んでみてください。

体力の低下と口の中の環境の乱れ

体調を崩すと、食事や歯みがきが十分にできなかったり、水分が足りなかったりして、口の中の環境が乱れがちです。これも、臭い玉ができやすい状態につながります。

風邪のあと白い塊が増えて驚いた日

私は、風邪が治りかけたころに、喉から白い塊がいくつも出てきて驚いたことがあります。ふだんよりあきらかに多く、しかも臭う。もしかして風邪がこじれたのかと不安になりました。でも、風邪のあとは扁桃が活発に働いた影響で臭い玉が増えやすいと知って、体がちゃんと戦ってくれた結果なのだと分かり、少し安心しました。あわてて無理に取ろうとせず、うがいや水分補給で様子を見るようにしたら、体調の回復とともに、臭い玉も少しずつ落ち着いていきました。

風邪のあとの臭い玉への対処

風邪のあとに臭い玉が増えたときの対処を紹介します。基本は、無理をしないことです。

うがいで様子を見る

上を向いてガラガラとうがいをすると、喉が振動して、ゆるんでいた臭い玉が自然に取れることがあります。喉を傷つけないので、まずはここから試すのがおすすめです。綿棒などで無理に取ろうとするのは、喉を傷つけるので避けてください。

水分をこまめにとる

喉が乾くと臭い玉ができやすくなるので、こまめに水を飲んで喉を潤しておきましょう。風邪の回復期は、水分補給が体の回復にも役立ちます。

口の中を清潔に保つ

体調が戻ってきたら、歯みがきや舌のケア、うがいで口の中を清潔に保つと、臭い玉のもとがたまりにくくなります。除去グッズが気になる人は、臭い玉の除去グッズと自分でできる出し方。安全に使うための選び方もあわせて読んでみてください。

増やさないための回復期のケア

風邪の回復期は、臭い玉をためこまないためのケアを意識したい時期です。鼻づまりが続くときは、鼻の状態を整えて口呼吸を減らすことが、喉の乾燥を防ぐことにつながります。あわせて、こまめなうがいと水分補給で喉を潤し、体をしっかり休めて回復を助けましょう。無理に臭い玉を取ることよりも、ためこみにくい状態に戻していくことが、この時期には大切です。口臭も気になる人は、口臭が気になって人に近づけない。原因と自分でできる対策も参考になります。

繰り返す、気になるときは耳鼻咽喉科へ

風邪が治っても臭い玉が増え続ける、何度も繰り返す、扁桃がよく腫れる、口臭がどうしても気になるという場合は、耳鼻咽喉科で相談するのがいちばん確実です。専用の器具で洗い流したり、吸引して取り除いたりしてもらえます。繰り返す扁桃のトラブルについては、専門的な視点で見てもらうと安心です。自分で無理をするより、ずっと安全で確実です。

風邪の治りかけに気をつけたいこと

風邪の治りかけは、臭い玉が増えやすいだけでなく、口まわりの環境が乱れやすい時期でもあります。この時期の過ごし方を少し意識すると、臭い玉をためこみにくくできます。

まず、鼻づまりが残っていると口呼吸になり、喉が乾いて臭い玉ができやすくなります。鼻の通りが悪いあいだは、鼻の状態を整えることを意識しましょう。あわせて、こまめなうがいと水分補給で喉を潤し、体をしっかり休めて回復を助けることが大切です。体調が戻ってきたら、歯みがきや舌のケアなど、いつもの口の中のケアを再開して、清潔な状態に戻していきます。無理に臭い玉を取ろうとするより、ためこみにくい状態に戻すことを優先してください。私は、風邪のあとはうがいを多めにするようにしてから、臭い玉が長引きにくくなったように感じています。焦らず、体の回復と一緒にケアを整えていきましょう。

よくある質問

風邪のあとに臭い玉が増えるのは異常ですか

異常ではありません。風邪のときに扁桃が活発に働いた影響で、臭い玉が一時的に増えることはよくあります。体調の回復とともに落ち着いていくことが多いです。

増えた臭い玉は自分で取ってもいいですか

綿棒などで無理に取るのは喉を傷つけるので避けてください。うがいで自然に取れるのを待つのが安全です。

風邪が治っても臭い玉が続きます

後鼻漏や口呼吸が続いていることもあります。気になる状態が続くときは、耳鼻咽喉科で相談すると安心です。

臭い玉を増やさないためにできることはありますか

こまめなうがいと水分補給、鼻呼吸を意識して喉の乾燥を防ぐこと、口の中を清潔に保つことが役立ちます。

まとめ

風邪のあとに臭い玉が増えるのは、扁桃がウイルスや細菌と戦った影響や、後鼻漏、口呼吸による乾燥などが重なるためです。多くは一時的なもので、体調の回復とともに落ち着いていきます。うがいや水分補給で様子を見て、無理に取ろうとしないことが大切です。繰り返す、気になるときは、ひとりで抱え込まず耳鼻咽喉科に相談してください。風邪のあとの白い塊に不安になった過去の自分に伝えたいのは、体が戦った証で、あわてなくて大丈夫だよ、ということです。あせらず、できることから続けていきましょう。

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