朝起きると舌が白いのはなぜ?原因と朝の舌の白さを和らげるケア

朝起きると舌が白いのはなぜ?原因と朝の舌の白さを和らげるケア

朝起きて鏡を見ると、舌が白くなっている。夜のうちはそうでもないのに、朝はいつも舌の白さが気になる。朝の口の中のネバつきや口臭も、この舌の白さと関係があるのだろうか。そんなふうに感じたことはありませんか。私自身、朝起きたときの舌の白さが気になって、毎朝鏡をのぞいてはため息をついていた時期があります。

朝に舌が白くなるのには、はっきりした理由があります。この記事では、朝起きると舌が白くなる原因と、朝の舌の白さを和らげるケアを、同じ目線でまとめていきます。舌の汚れそのものの原因や基本的なケアについては、舌の白い汚れ(舌苔)が気になる。原因とやさしい取り方にまとめているので、あわせて読んでみてください。

はじめにお伝えしておくと、私は歯科の専門家ではありません。同じ悩みに向き合ってきたひとりとして、調べたことと自分の経験を正直に共有します。舌の色や状態が気になるときは、歯科で相談すると安心です。

なぜ朝は舌が白くなるのか

朝に舌が白くなるいちばんの理由は、寝ているあいだに唾液が減ることです。舌の表面につく白い汚れは舌苔と呼ばれ、細菌や食べかす、はがれた粘膜などが集まったものです。唾液には口の中を洗い流す働きがありますが、眠っているあいだはその分泌が減るため、舌苔がたまりやすくなります。だから、朝起きたときにいちばん舌が白く見えやすいのです。これは多くの人に見られる、自然なことです。

朝の舌の白さを強める要因

寝ているあいだの唾液減少に加えて、朝の舌の白さを強める要因があります。

口呼吸による乾燥

寝ているあいだに口が開いて口呼吸になっていると、口の中がさらに乾いて、舌苔がつきやすくなります。朝起きたときに口の中がカラカラだったり、喉が乾いていたりする人は、口呼吸が関わっていることがあります。気づくと口が開いている人は、気づくと口が開いている。口呼吸の原因と鼻呼吸に変えるためにしたこともあわせて読んでみてください。

寝る前の口の中の汚れ

寝る前に歯みがきをせずに眠ると、口の中に汚れが残ったまま細菌が増え、朝の舌の白さがいっそう強くなります。寝る前のケアが、朝の舌の状態に関わってきます。

朝の舌の白さに落ち込んでいたころ

私は毎朝、鏡で舌の白さを見てはがっかりしていました。しかも、朝の口の中はネバついていて、自分でも口臭が気になる。この白さがニオイのもとかもしれないと思うと、朝から気持ちがしずんでいました。あわてて舌をゴシゴシこすったこともありましたが、かえって舌を痛めてしまいました。

でも、朝に舌が白くなるのは、寝ているあいだに唾液が減る自然なことだと知って、少し気持ちが軽くなりました。そのうえで、寝る前のケアや朝のやさしい舌ケア、口の乾燥対策を見直したところ、朝の舌の白さもネバつきも和らいでいきました。仕組みが分かると、あせらず対処できるようになります。

朝の舌の白さを和らげるケア

朝の舌の白さを和らげる、具体的なケアを紹介します。

朝にやさしく舌をケアする

舌苔は寝ているあいだに増えやすいので、ケアするなら朝が向いています。舌クリーナーや舌ブラシで、奥から手前にやさしく、軽くかき出します。力を入れてゴシゴシこするのは、舌を傷つけるので避けてください。うっすら白い程度まで取れれば十分で、真っ白にしようとしなくて大丈夫です。舌クリーナーの選び方や使い方は、舌クリーナー・舌ブラシの選び方と正しい使い方。舌を傷つけないケアもあわせて読んでみてください。

寝る前に口の中を清潔にする

寝る前にていねいに歯をみがき、口の中の汚れを減らしておくと、寝ているあいだに増える細菌を抑えやすくなります。舌のケアも、朝だけでなく必要に応じて行うとよいでしょう。

口の乾燥を防ぐ

寝ているあいだの口の乾燥を防ぐために、鼻呼吸を意識すること、寝室を乾燥させすぎないことも役立ちます。口の乾きが気になる人は、口のネバつきと乾きが気になる。ドライマウスの原因とセルフケアも参考になります。

朝の口臭も気になるときは

朝の舌の白さと一緒に、朝の口臭が気になる人も多いです。舌の汚れは口臭のもとのひとつなので、朝のケアは口臭対策にもつながります。朝の口臭については、朝起きたときの口臭がひどい原因と対策にくわしくまとめているので、あわせて読んでみてください。舌の白さも口臭も、寝ているあいだの唾液減少という共通の原因があるので、対策も重なる部分が多いです。

朝の舌ケアを習慣にするコツ

朝の舌の白さを和らげるには、朝のケアを無理なく習慣にすることが大切です。続けやすくするためのコツを紹介します。

いちばんのコツは、洗面所でのいつもの流れに組み込んでしまうことです。朝の歯みがきの前に、舌クリーナーで一回だけやさしくケアする、と決めておくと、忘れずに続けられます。時間をかける必要はなく、奥から手前に数回、軽くなでるだけで十分です。真っ白にしようとすると、つい力が入って舌を痛めてしまうので、うっすら白い程度を目安にするくらいがちょうどよいです。舌のケアは口臭の予防にもつながります。口臭やお口のケアについては、公的な情報として日本歯科医師会の相談ページ(日本歯科医師会 お口のなんでも相談「口臭」)も参考になります。私は朝の歯みがきとセットにしてから、無理なく続けられるようになり、朝の口の中の不快感もぐっと減りました。

よくある質問

朝に舌が白いのはふつうのことですか

寝ているあいだに唾液が減るため、朝に舌が白くなるのは多くの人に見られる自然なことです。うっすら白い程度なら、心配いりません。

朝の舌の白さは取ったほうがいいですか

気になるときは、朝にやさしくケアするとよいでしょう。ただし、舌苔は健康な人にもあるものなので、真っ白にしようと力を入れてこするのは避けてください。

ゴシゴシこすってもいいですか

いけません。舌の表面はデリケートなので、やさしくなでるようにケアしてください。力を入れると舌を傷つけてしまいます。

舌の白さがずっと強いときはどうすればいいですか

厚くびっしり白い、黄色や黒っぽいなど気になる状態が続くときは、別の原因のこともあります。歯科で相談してみてください。

まとめ

朝に舌が白くなるのは、寝ているあいだに唾液が減って舌苔がたまるためで、多くの人に見られる自然なことです。口呼吸や寝る前の汚れがそれを強めます。朝にやさしく舌をケアする、寝る前に口の中を清潔にする、口の乾燥を防ぐといったケアで、朝の舌の白さは和らげられます。真っ白にしようとゴシゴシこするのは逆効果です。気になる状態が続くときは、歯科で相談してください。朝の舌の白さに落ち込んでいた過去の自分に伝えたいのは、あせらなくて大丈夫だよ、ということです。できることから少しずつ続けていきましょう。

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