舌の色でわかるサイン。白・黄・茶・黒の色別ケアと注意点

舌の色でわかるサイン。白・黄・茶・黒の色別ケアと注意点

鏡で舌を見たとき、白いだけでなく、黄色っぽかったり、茶色っぽかったりして、気になったことはありませんか。舌の色は、その日の体調や口の中の状態によって変わることがあります。私自身、舌が白いだけでなく、奥のほうが黄色っぽく見えたときに、なにか悪いことのサインではないかと不安になった経験があります。

舌の色には、いくつかのパターンがあり、それぞれ背景にある原因がちがいます。この記事では、舌の色でわかるサインと、色ごとのケアの考え方を、できるだけ分かりやすくまとめていきます。舌の汚れそのものの原因や基本的なケアについては、舌の白い汚れ(舌苔)が気になる。原因とやさしい取り方にまとめていますので、あわせて読んでみてください。

はじめにお伝えしておきますと、私は歯科の専門家ではありません。同じ悩みに向き合ってきたひとりとして、調べたことと自分の経験を正直に共有します。舌の色や状態が気になる状態が続くときは、歯科で相談してください。口臭やお口のケアについては、公的な情報として日本歯科医師会の相談ページ(日本歯科医師会 お口のなんでも相談「口臭」)も参考になります。

舌の色は状態によって変わります

舌の表面につく白っぽい、または色のついた汚れは舌苔と呼ばれ、細菌や食べかす、はがれた粘膜などが集まったものです。この舌苔のつき方や、飲食物、体調によって、舌の色は変わって見えます。まず知っておいてほしいのは、うっすらとした白い舌苔は、健康な人にもあるものだということです。すべてを気にする必要はありません。気にかけたいのは、色が濃かったり、いつもとちがう色が続いたりする場合です。

白い舌のとき

舌が白く見えるのは、舌苔がついている状態です。とくに、寝ているあいだに唾液が減ると舌苔がたまりやすいため、朝に白くなりやすくなります。うっすら白い程度なら心配はいりませんが、厚くびっしり白い場合は、口の乾燥や口の中の汚れがたまっているサインのことがあります。朝の舌の白さが気になる人は、朝起きると舌が白いのはなぜ?原因と朝の舌の白さを和らげるケアもあわせて読んでみてください。ケアとしては、やわらかい舌クリーナーで、うっすら残る程度までやさしく整えるのがおすすめです。

黄色っぽい舌のとき

舌が黄色っぽく見えるのは、舌苔が厚くたまっていたり、色のつく飲食物の影響を受けていたりすることがあります。舌苔が厚くなると、黄色みを帯びて見えやすくなります。この場合も、基本のケアは白いときと同じで、やさしく舌をケアし、口の乾燥を防ぐことが大切です。ただし、力を入れてこすりすぎると舌を傷つけてしまうので、やさしさを忘れないでください。舌クリーナーの選び方や使い方は、舌クリーナー・舌ブラシの選び方と正しい使い方。舌を傷つけないケアもあわせて読んでみてください。

茶色っぽい舌のとき

舌が茶色っぽく見える背景には、コーヒーや紅茶などの色の濃い飲み物、たばこなどの影響が関わっていることがあります。歯の着色と同じように、舌にも色がつくことがあるのです。この場合は、色のついた飲食のあとに口をゆすぐ、水を飲むといった工夫が役立ちます。歯の着色が気になる人は、コーヒーによる歯の着色を防ぐ方法。飲みながらできる着色対策の考え方も参考になります。色が気になる状態が続くときは、生活習慣を見直してみてください。

黒っぽい舌のとき

舌が黒っぽく見える場合は、注意したいサインのことがあります。色が濃く黒ずんで見える、いつもとちがう状態が続くというときは、自己判断でケアを続けるより、歯科で相談するのが安心です。原因をきちんと確かめてもらうことで、適切なケアにつながります。無理にこすって取ろうとせず、まずは専門家に見てもらうことをおすすめします。

舌の色に不安になったころ

私は、舌が白いだけでなく黄色っぽくなっていたときに、なにか体に悪いことが起きているのではないかと、とても不安になりました。でも、舌の色は口の乾燥や飲食物、体調によって変わることが多いと知って、少し落ち着きました。やわらかいケアと口の乾燥対策を続けたところ、舌の色も少しずつ落ち着いていきました。ただ、色が濃い状態が続くときは、自己判断せず相談することが大切だとも学びました。あわてず、でも気になる状態が続くなら相談する、という向き合い方がちょうどよいと思います。

色にかかわらず大切な、やさしいケア

舌の色がどうであっても、共通して大切なのは、やさしくケアすることと、口の乾燥を防ぐことです。舌の表面はデリケートなので、力を入れてゴシゴシこするのは避け、やわらかい舌クリーナーで、うっすら残る程度までやさしく整えてください。あわせて、こまめな水分補給や鼻呼吸で口の乾燥を防ぐと、舌苔がたまりにくくなります。舌の汚れは口臭にもつながるので、ニオイも気になる人は口臭が気になって人に近づけない。原因と自分でできる対策もあわせて読んでみてください。

舌の色を整える毎日の習慣

舌の色をよい状態に保つには、その場のケアだけでなく、毎日の習慣も大切です。無理なく続けられる工夫を紹介します。

まず、口の乾燥を防ぐことが基本になります。口の中が乾くと舌苔がたまりやすく、色も濃く見えやすくなります。こまめに水を飲む、よく噛んで唾液を出す、鼻呼吸を意識するといった習慣で、口の乾燥を防ぎましょう。あわせて、朝のやさしい舌のケアを習慣にすると、たまった舌苔を無理なく整えられます。色の濃い飲食やたばこは舌の色にも影響するので、気になる人は控えめにするのもひとつの方法です。そして、気になる状態が続くときは、定期的に歯科で口の中を見てもらうと、早めに気づけて安心です。こうした毎日の積み重ねが、舌の色を整えることにつながります。私も、口の乾燥対策を続けるようにしてから、舌の色を気にする回数が減りました。

よくある質問

舌の色は毎日変わるものですか

体調や口の乾燥、飲食物によって、日によって変わることがあります。うっすらとした白さなら、多くは心配いりません。

黄色っぽい舌は取ったほうがいいですか

やさしくケアするとよいですが、力を入れてこすりすぎないでください。舌苔は健康な人にもあるので、うっすら残る程度で十分です。

舌が黒っぽいときはどうすればいいですか

色が濃く黒ずんで見える状態が続くときは、自己判断せず歯科で相談してください。無理にこすって取ろうとしないことが大切です。

舌の色と口臭は関係ありますか

舌苔は口臭のもとのひとつなので、関係があります。やさしい舌のケアは、口臭対策にもつながります。

まとめ

舌の色は、舌苔のつき方や飲食物、体調によって、白、黄色、茶色などに変わって見えます。うっすらとした白さは多くの人にあるもので、心配はいりません。色にかかわらず、やわらかいケアと口の乾燥対策が基本です。ただし、黒っぽい色や、いつもとちがう状態が続くときは、自己判断せず歯科で相談してください。舌の色に不安になった過去の自分に伝えたいのは、あわてず、でも続くなら相談を、ということです。あせらず、できることから続けていきましょう。

あなたへのおすすめ