食いしばり・歯ぎしり対策グッズの選び方。マウスピースと日中のセルフケア

食いしばり・歯ぎしり対策グッズの選び方。マウスピースと日中のセルフケア

気づくと歯を食いしばっている、朝起きるとあごがだるい。歯ぎしりを家族に指摘された。そんな悩みをなんとかしたくて、マウスピースや対策グッズが気になっているけれど、市販のものを使っていいのか、どう選べばいいのかがわからない。そんなふうに迷っていませんか。私自身、食いしばりによるあごのだるさや肩こりに悩んでいたとき、対策グッズをあれこれ調べた経験があります。

この記事では、食いしばりや歯ぎしりの対策グッズの選び方と、道具に頼らず日中にできるセルフケアを、同じ目線でまとめていきます。食いしばりそのものの原因や基本的な対策については、あごが疲れる、気づくと食いしばっている。原因とセルフケアにくわしくまとめているので、あわせて読んでみてください。

はじめにお伝えしておくと、私は歯科の専門家ではありません。同じ悩みに向き合ってきたひとりとして、調べたことと自分の経験を正直に共有します。あごの痛みが強い、口が開けにくいといった症状があるときは、歯科で相談してください。歯ぎしりについては、日本歯科医師会の相談ページ(日本歯科医師会 お口のなんでも相談「歯ぎしり」)も参考になります。

食いしばり・歯ぎしり対策グッズにはどんなものがある

対策グッズとしてよく知られているのが、就寝中に装着するマウスピースです。歯やあごにかかる負担をやわらげることを目指すもので、市販のものと、歯科でつくるものがあります。ほかにも、あごの筋肉を温めるための温熱グッズや、日中の食いしばりに気づくためのちょっとした工夫グッズなどもあります。それぞれ役割が違うので、自分の困りごとに合うものを知っておきましょう。

市販のマウスピースを選ぶときの注意

市販のマウスピースは手軽に試せますが、注意も必要です。自分の歯に合っていないと、かえってあごや歯に負担がかかることがあります。とくに、かみ合わせが変わってしまうような使い方は避けたいところです。市販のものを使う場合は、説明をよく読み、違和感があれば無理に続けないことが大切です。あごの不調がしっかり気になる場合は、歯科で歯型に合わせたマウスピースを相談するほうが安心です。私も、自己流で市販品を試して合わなかったことがあり、最終的に歯科で相談して納得できました。

日中にできるセルフケア

グッズと同じくらい大切なのが、日中のセルフケアです。いちばん基本になるのは、日中に上下の歯を触れさせないよう意識することです。安静時は歯が少し離れているのが自然な状態なので、気づいたときにふっと力を抜いて歯を離す。これを繰り返すだけでも、あごの負担は変わってきます。あわせて、こわばったあごの筋肉を、ほおのあたりからやさしくマッサージしたり、寝る前に蒸しタオルで温めたりすると、筋肉がゆるんでリラックスしやすくなります。ストレスや緊張が関わっていることも多いので、深呼吸や軽いストレッチ、しっかり眠ることも役立ちます。食いしばりで歯がすり減ると冷たいものがしみることもあるので、しみる症状が気になる人は歯がしみる知覚過敏の原因と治し方。むし歯との見分け方、自分でできるセルフケアもあわせて読んでみてください。

私がセルフケアで楽になったこと

私は、グッズよりもまず日中の意識づけが効きました。パソコンの画面に小さな印を貼って、それを見るたびに歯を離すようにしたところ、朝のあごのだるさが少しずつ和らいでいきました。長年の癖はすぐには抜けませんでしたが、こまめに気づいて力を抜くことを続けるうちに、確かに変わっていきました。グッズはそれを助けてくれるもの、と考えると、気持ちが楽になりました。

食いしばりを招きやすい場面

食いしばりは無意識のうちに起きるので、どんな場面で力が入りやすいかを知っておくと、気づいて力を抜くきっかけになります。

とくに力が入りやすいのが、何かに集中しているときです。パソコン作業やスマホ、細かい手作業をしているとき、知らないうちに歯を噛みしめている人は多いです。また、締め切り前や緊張しているときなど、ストレスがかかる場面でも食いしばりやすくなります。前かがみの姿勢や頬づえも、あごに偏った力をかける要因になります。私自身、忙しい時期ほどあごのだるさが強くなる傾向がありました。こうした場面を知っておくと、そのタイミングで意識して歯を離しやすくなります。まずは自分がどんなときに力が入りやすいかに気づくことが、対策の第一歩になります。

よくある質問

市販のマウスピースを使ってもいいですか

手軽ではありますが、自分の歯に合っていないとかえって負担になることもあります。あごの不調が気になる場合は、歯科で歯型に合わせたものを相談するほうが安心です。

食いしばりは肩こりと関係がありますか

あごの筋肉は首や肩ともつながっているため、食いしばりが肩や首のこりに関わることがあります。原因不明の肩こりがある人は、食いしばりを見直してみる価値があります。

日中の食いしばりに気づくにはどうすればいいですか

見えるところに小さなメモや印を置いて、それを見るたびに歯が触れていないか確かめると、気づきやすくなります。

あごが痛いときはどうすればいいですか

あごの痛みや口の開けにくさが続くときは、自己判断せず歯科で相談してください。

まとめ

食いしばりや歯ぎしりの対策グッズには、マウスピースや温熱グッズなどがあります。市販のマウスピースは手軽ですが、合わないと負担になることもあるので、気になる場合は歯科で歯型に合わせたものを相談すると安心です。グッズと同じくらい、日中に歯を離す意識や、あごをほぐすセルフケアが大切です。あごの痛みが続くときは、ひとりで抱え込まず歯科に相談してください。無意識の癖だからこそ、気づけたいまが変えていく出発点です。あせらず続けていきましょう。

あなたへのおすすめ