口の保湿ジェル・スプレーの選び方と使い方。唾液を出すケアもあわせて

口の乾きをなんとかしたくて、口の保湿ジェルやスプレーを使ってみたい。でも種類がいろいろあって、どれを選べばいいのか、どう使うのが効果的なのかがわからない。そんなふうに迷っていませんか。私自身、口の乾きやネバつきに悩んでいたとき、こまめに水を飲むだけでは追いつかなくて、保湿アイテムやセルフケアをあれこれ探した時期がありました。
この記事では、口の保湿ジェルやスプレーの選び方と使い方、そして道具に頼らずできる唾液を出すケアを、同じ目線でまとめていきます。ドライマウスそのものの原因や基本的な対策については、口のネバつきと乾きが気になる。ドライマウスの原因とセルフケアにくわしくまとめているので、あわせて読んでみてください。
はじめにお伝えしておくと、私は歯科や医療の専門家ではありません。同じ悩みに向き合ってきたひとりとして、調べたことと自分の経験を正直に共有します。乾きが強く続くときは、薬の影響や体の要因のこともあるので、歯科などで相談してください。口の乾燥については、日本歯科医師会の相談ページ(日本歯科医師会 お口のなんでも相談「口腔乾燥」)も参考になります。
口の保湿アイテムにはどんなものがある
口の乾きをやわらげるアイテムには、いくつかのタイプがあります。口の中にのばして使うジェルタイプは、うるおいが比較的長く続きやすいのが特徴です。シュッと吹きかけるスプレータイプは、外出先などで手軽に使えて、乾きを感じたときにさっと使えるのが利点です。うがいをするタイプの保湿剤もあります。自分の生活に合った使いやすいものを選ぶと、続けやすくなります。
選ぶときのポイント
口の保湿アイテムを選ぶときに、意識しておきたいポイントを紹介します。
刺激が少ないか
口の中が乾いているときは、粘膜が敏感になっていることがあります。刺激の強すぎないもの、やさしい使い心地のものを選ぶと安心です。
使うシーンに合っているか
寝ているあいだの乾きが気になるならジェルタイプ、日中の外出先ならスプレータイプ、というように、いちばん困っている場面に合うものを選ぶと、無理なく使えます。
続けやすいか
味や使い心地が自分に合っていて、無理なく続けられるものを選ぶのがおすすめです。
保湿アイテムの使い方のコツ
ジェルは、乾きが気になるところにやさしくのばして使います。スプレーは、乾きを感じたときにこまめに使うと、うるおいを保ちやすくなります。ただし、これらは乾きそのものをなくす薬ではなく、不快感をやわらげてくれるものです。使いながら、乾きの原因になっている習慣も一緒に見直すと、より楽になります。口の乾きは口臭にもつながるので、ニオイも気になる人は口臭が気になって人に近づけない。原因と自分でできる対策もあわせて読んでみてください。
道具に頼らずできる唾液を出すケア
保湿アイテムと一緒にぜひ取り入れてほしいのが、自分の唾液を出すケアです。食事のときによく噛むと唾液が出ますし、少し歯ごたえのあるものを取り入れるのも役立ちます。唾液を作る場所を外から軽くマッサージする方法もあります。耳の下あたりや、あごの内側のやわらかい部分を、指でやさしく押したりくるくるしたりすると、唾液が出やすくなります。あわせて、鼻呼吸を意識して口の乾燥を防ぐことも大切です。気づくと口が開いている人は、気づくと口が開いている。口呼吸の原因と鼻呼吸に変えるためにしたこともあわせて読んでみてください。
私が保湿ケアを続けて感じたこと
私は最初、水を飲むだけでしのごうとしていましたが、すぐにまた乾いてしまい、追いつきませんでした。寝るときにジェルを使い、日中はスプレーを持ち歩き、そこに唾液腺マッサージやよく噛むことを組み合わせるようにしたところ、乾きの不快感がずいぶん和らぎました。アイテムだけでも、ケアだけでもなく、両方を組み合わせるのが、私にはいちばん合っていました。
口の乾きを招きやすい生活習慣
保湿アイテムやケアと一緒に、乾きを招きやすい習慣を見直すと、根本から楽になっていきます。心あたりがないか、ふり返ってみてください。
コーヒーやお茶などのカフェイン、お酒には体の水分を出してしまう働きがあり、とりすぎると口が乾きやすくなります。たばこも唾液の分泌を抑える方向に働きます。また、緊張やストレスを感じると唾液が出にくくなるので、リラックスする時間をつくることも大切です。部屋が乾燥していると口の乾きも進みやすいので、加湿を心がけるのも役立ちます。私はコーヒーを一日に何杯も飲んでいた時期にいちばん乾きがひどかったので、飲む量を見直し、そのぶん水をこまめにとるようにしてから、口の中の状態が変わってきました。アイテムで潤しながら、乾きの原因を減らしていく。この両輪が、乾きにくい口の中づくりにつながります。
よくある質問
保湿ジェルとスプレー、どちらがいいですか
寝ているあいだの乾きにはジェル、日中の手軽なケアにはスプレーが向いています。困っている場面に合わせて選ぶとよいでしょう。
使えば乾きは治りますか
保湿アイテムは不快感をやわらげるもので、乾きの原因そのものをなくす薬ではありません。原因になる習慣の見直しとあわせて使うのがおすすめです。
唾液腺マッサージは効果がありますか
唾液を作る場所を刺激することで、唾液が出やすくなる助けになります。すきま時間にやさしく行うのがおすすめです。
乾きが続くときは何科に相談すればいいですか
まずは歯科で相談するのがよいでしょう。薬の影響が疑われる場合は、その薬を処方した医師や薬剤師にも相談してください。
まとめ
口の保湿アイテムには、ジェルやスプレー、うがいタイプなどがあり、刺激が少なく、使うシーンに合っていて、続けやすいものを選ぶのがおすすめです。使うときは、乾きそのものをなくす薬ではないことを知っておき、唾液を出すケアや鼻呼吸の意識とあわせて取り入れると、より楽になります。乾きが強く続くときは、ひとりで悩まず歯科に相談してください。水を飲むだけでしのいでいた過去の自分に伝えたいのは、アイテムとケアの合わせ技が楽だよ、ということです。あせらず続けていきましょう。


